藤井八冠が棋王連覇も…破れなかった55年前の記録 「激しい流れに飲み込まれてしまった」

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 将棋の棋王戦五番勝負(主催・共同通信社)の第4局が3月17日、栃木県日光市の「日光きぬ川スパホテル三日月」で行われ、藤井聡太八冠(21)が挑戦者の伊藤匠七段(21)に勝利し、3勝1分けで棋王を連覇した。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 藤井は「大変なシリーズだったので、その中で防衛という結果を出すことができたのはうれしく思います」と素直に喜んだ。内容については「序盤の作戦は公式戦では指したことのない形でした。こちらが常に歩を損している状況だったので、どうすればうまくバランスを取れるか苦心するところが多かった気はします」などと振り返った。...

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