中学受験で志望校に合格したけれど…「燃え尽き症候群」からの不登校・退学を防ぐ“親の行動”とは

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 中学受験に合格し、晴れて憧れの学校でスタートを迎える親子も多いだろう。だが、注意したいのは、ハードな受験勉強から解放されて逆に勉強しなくなってしまう「燃え尽き症候群」だ。成績が下がったまま浮上できないことから「深海魚」と揶揄されることもある。成績が悪いだけならまだいい。親の対応次第では不登校や退学に至るケースもあるようだ。【小山美香/教育ライター】

 都内に住んでいたカズタカ君は、お父さんの主導で小3から中学受験の塾に通い始めた。小6になると土日は朝8時から夜8時まで塾で勉強させられ、迎えに来たお父さんに「昨日間違えた問題をまた間違えている」と何度も殴られたという。...

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