出会いの時に「大地が動いた」――二人の作家、ピート・ハミルと青木冨貴子の運命的な出会い

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 映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」(1977年)で描かれた夫婦愛に感動した日本人は多い。この映画の原作となったのは、アメリカでは反骨を貫くジャーナリストとして、またコラムニスト、小説家として一世を風靡したピート・ハミルさんの記事だ。

 そのピートさんの結婚相手は13歳年下の日本人女性。作家の青木冨貴子さんである。

 ニ人の出会いは運命的なものだった。来日中の彼にフリーランスの取材記者としてインタビューをしていたのが青木さん。そのとき、ある「事件」が起きて――。...

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