僕は“愛人の子”で両親に絶望していた…今度は自分が不倫して、人生の正念場という49歳男性が明かす“苦悩の核心部分”

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 人生において「逃げるが勝ち」ということは確かにある。闘う必要のない場面だと判断したら、あるいは自分の心を守るために一時的に逃げることが大事なときもある。

「僕自身、自分を保つために逃げたことは多々あるし、それがいけないとも思わなかった。でも今は、もしかしたらここで逃げてはいけないのかもしれないと感じているんです。正念場とでもいうんでしょうか、人生の」

 西野慎司郎さん(49歳・仮名=以下同)は眉に深いしわを寄せてそう言った。明るくて、どこにいても場を盛り上げてくれる気配りの人だが、おそらく本人の心の奥深くには闇がある、彼の悩みを聞いてもらえないかと知人が紹介してくれたのが慎司郎さんだった。...

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