「スイカップ」報道後、NHK内は大騒ぎに…古瀬絵理が明かす上司からの「羽織もの」指令

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講演では最初の“つかみ”に

 講演に行くと、ありがたい反応のことが多いです。「私のことを知っていますか?」と聞くと、ワ~と手を挙げてくれます。知らない方には、「スイカップだったら、ご存じですか」と聞くんです。名刺代わりとして、最初の“つかみ”に使っています。

「フランクな人なんだ」という印象を持つ人が多いようです。私自身が思っているよりも、周囲の人たちは「スイカップ」という言葉に好意的なことが、講演会で直に人と接することでわかるようになりました。講演開始直後の緊張感をほぐすのにあえて「スイカップ」を使わせていただいています。

 今でこそ受け入れていますが、最初は「スイカップ」という言葉に抵抗はありました。それが態度に出てしまったこともあります。当時は未熟だったんでしょうね。今は、いい感じで力が抜けて、うまく使えている気がします。

 純粋にグラビアの現場って撮影がすごく楽しいんですよ。自分がグラビアをポジティブな感情でとらえていることが大きい。息子がどう感じるかは、わかりませんが、母親が楽しそうに一生懸命何かに打ち込んでいる、仕事を大事にしている、ということは必ず見ていると思います。他の仕事と同じように大切にしている姿勢は見せていきたいと思っています。

前編【「スイカップ」の大見出しから20年 元NHK古瀬絵理アナの今 グラビア再開のきっかけは】のつづき

デイリー新潮編集部

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