「お前は一人じゃない」震災で母親を失った中国人少年を支えた東北の職人たち #知り続ける
時間がたったからこそ、浮かび上がってくる事実がある。震災直後から東北を取材し続けるルポライター・三浦英之氏が初めて知った事実。それは「東日本大震災での外国人犠牲者数を、誰も把握していない」ということだった。
彼らは日本でどのように暮らしていたのか。そして、彼らとともに時間を過ごした人々は、震災後、何を思い、どう生きてきたのか――。
新聞記者でもある三浦氏は、取材を続ける中で、ある人物に出会う。それは、中国人の青年・郭偉励さんだ。...