東日本大震災で亡くなった娘に会いに、来日したアメリカ人男性が日本で見たもの #知り続ける

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 時間がたったからこそ、浮かび上がってくるニュースがある。震災直後から東北を取材し続けるルポライター・三浦英之氏が初めて知ったこと。それは「東日本大震災での外国人犠牲者数を、誰も把握していない」ということだった。  

 彼らは日本でどのように暮らしていたのか。そして、彼らとともに時間を過ごした人々は、震災後、何を思い、どう生きてきたのか――。  

 取材の軸となったのは、宮城県石巻市の小学校で英語教師として勤務していた際に被災し、24歳で命を落としたアメリカ人女性、テイラー・アンダーソンさんだ。...

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