大谷翔平「電撃婚」で振り返る、ネットをザワつかせた「アスリート妻」…とにかく嫌われた“女優妻”“女子アナ妻”も

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「承認欲求」

 そして、最近のネット上では元フジテレビアナウンサーの久慈暁子の評判が悪い。NBA・メンフィス グリズリーズの渡邊雄太は2022年に久慈と結婚したが、久慈はインスタグラムで自身の写真を多数公開しており、「自己顕示欲が強い」と何かと批判されがちだ。いや、人気商売なんだから普通の行為だろうよ、と思うものの、大金持ちである渡邊の妻ということもあり、批判が絶えない。

 渡邊はフェニックス・サンズからグリズリーズにトレードされたが、そのことを報じる記事に対するYahoo!ニュースのコメント欄がなかなか酷い。渡邊が凋落したからトレードされた、といった前提に立ち久慈を叩いているのである。

 2月29日にスポーツ報知がYahoo!に配信した「元フジテレビアナウンサー久慈暁子、米メンフィスへの引っ越しを報告 優雅に街を楽しむ姿」という記事のコメントを見てみよう。

「そんなに刺激的な毎日の割にはこの人のインスタ投稿ってワンパターンで面白みにかけるよね。伝える力が低いからなんだろうけど」
「メンフィスは、ニューヨークに比べて街巡りする場所も少ないし、治安も良くない。」
「大谷翔平さんの奥さんでなくてよかった」
「素敵な町並み(ただし、見てほしいのは私)」
「私、綺麗だし、海外生活、セレブの仲間入りしちゃったかな?」
「報知に取り上げられてる時点でマイナススタート、お気の毒に」
「大谷さんが一番嫌いそうなタイプだね~」
「承認欲求」
「こっちは、NBA嫁からの引っ越し自慢???」

「大人」な扱い

 このように辛辣な言葉が並ぶのだ。そして、渡邊がフェニックス(アリゾナ州)からメンフィス(テネシー州)に移籍したことを都落ちかのように扱いたい人間もいるようである。確かにフェニックス・サンズでは平均得点3.4点となかなか厳しい成績で来季NBAでプレイできるかどうかは微妙な面もあるが、ユーティリティプレイヤーとしては渡邊と契約するチームもあるだろう。だが、久慈叩きをしたい人々は渡邊の凋落をも願っているのである。

 しかしながら、「好かれるアスリート妻」も存在する。ここで挙げるのは里田まいと山本聖子だ。田中将大の妻である里田は栄養学を学び、「アスリートフードマイスター」の資格を獲得。田中がニューヨークヤンキースに移籍した時に一緒に海を渡り、田中の食事を支えた。芸能活動は控えめにし、田中の大活躍に貢献したと賞賛された。

 そして、ダルビッシュの妻・山本聖子である。女子レスリングで世界選手権を4回制覇した超実力者で、ダルビッシュより6歳年上。1児がいたうえでダルビッシュと再婚し、以後4人の子供を産んだ。ダルビッシュは元々やんちゃイメージがあったが、山本との結婚後、侍JAPANの精神的支柱のような「大人」な扱いをされ、多くの若手選手が彼を慕っている様が多数報道された。

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