5年連続で東大二次試験落ち 36歳元芸人が語る“6畳一間の生活” 「YouTuberだけでは食べて行けず」

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東大受験やってよかった

 5度目の受験中は、貯金が底をつき、春ごろから引っ越し屋のバイトを始めた。ただ、夏の時期の引っ越しは、想像以上にきつく、熱中症になり嘔吐したこともあったという。

「バイトは10月まで続けましたが、結構、ブラックでしたね(笑)。朝7時から始まって、終わる時間が見えない。その日は全く勉強ができません。“稼ぐ日”と割り切っていました」

 現在、36歳。貧乏生活を送る中で、どのような心境に達しているのか。

「YouTubeでは『敗北生活』というタイトルにしていますが、僕の中では前向きなものを届けているつもりです。東大受験はつらいこともありましたが、やってよかったですね。あのまま芸人をやっていても、先が見えませんでしたから。ひとつのことに打ち込めたのは良かったと思っています」

後編【東大模試で7度のA判定 BreakingDownで“爪痕” 36歳元芸人が明かす「ホリエモンからの神LINE」】へつづく

デイリー新潮編集部

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