最近、山田邦子の存在感が増している…かつて「天下を取った女性芸人」と呼ばれたことに本人はどう思っているのか

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松本がいない「M-1」も仕切る?

《振り返ってみると、私が活躍できたのは、関東に同世代の女性芸人がいなかったからだと思います。同世代にたけしさんがいたことは幸せでもあり、つらさもありました。同じ路線で売れようとしても、たけしさんを超えることは絶対にできませんから、別の道を探すしかない。その点、女でよかった~と思いますね。》(同前)

「同世代の芸人としてビートたけしさん(77)を挙げていますが、彼女より一回り以上、14歳も年上です。でも、一緒に番組を作り闘った同世代という感覚なんでしょう。今のところ連載では、たけしさんや片岡鶴太郎さん(69)、たけし軍団など、当時、同じ事務所にいた身内の話が中心ですが、元宮崎県知事の東国原英夫さん(66)ですら“そのまんま東”とかつての芸名で呼び捨てですからね。漫才ブームの頃の芸能界を知る、関東では唯一の女性芸人と言っていいでしょう。となると、今活躍している芸人のほとんどは、彼女にとって後輩という立ち位置になるのかもしれません」

 2022年の「M-1」では、採点がブレすぎと批判されたこともあったが、

「インタビューでも『いいんじゃない? それは(番組を)見てるんだから。見てない人より全然いい』と答えていましたし、全く意に介していないようです」

 ところで、今年の「M-1」はどうなるのだろう。

「松本さんがいなくなって先行きが見えない状態ですが、彼女がいれば盛り上がるかもしれません。若手芸人にイジってもらいつつも、大御所としての雰囲気も崩さない器のデカさがあります。今のディレクターたちは彼女の全盛期を見てきた世代ですから、彼女のレギュラー番組だってできるかもしれません」

デイリー新潮編集部

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