「協会の狙いは元白鵬の追放」「次に不祥事を起こせば…」 宮城野親方と協会が本格的な死闘に突入

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「再び不祥事を起こせば…」

 さて、両者の死闘は今後どうなっていくのか。

「近い将来、宮城野親方は理事選に打って出ようとしていましたが、もはやそれどころではなくなってしまった。一方の協会からすれば今が攻め時です。過去の例を踏まえれば、数年の長きにわたって部屋が一門の預かりとなることも考えられます。その間、宮城野親方が再び不祥事を起こせば、協会は可能なかぎりの理屈をこねて、彼を追い出しにかかるでしょう」(前出の協会関係者)

 宮城野親方にとっては同郷のよしみで、幼少期から世話をしてきた北青鵬の存在も懸案事項だとか。

「宮城野親方は現役時代からさまざまな疑惑が取り沙汰されてきました。北青鵬はそんな親方の秘密を握っているといわれているのです。破れかぶれになった彼が秘密の暴露に走らないともかぎりません」(同)

 相撲人生で最大のピンチを迎えた宮城野親方。まさに今、ここ一番の“ガチンコ”を見せる時だといえるだろう。

週刊新潮 2024年3月7日号掲載

特集「本誌報道で発覚 『北青鵬』“火炎放射”弟弟子虐待で協会の狙いは『白鵬』追放」より

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