岸田総理が出席の政倫審も放置プレイ… “職場放棄”の茂木幹事長に官邸でささやかれる更迭論
幹事長が総理の“政敵”に…
2月29日と3月1日の2日間にわたって開かれた15年ぶりの政治倫理審査会が、現職の総理大臣も出席する前代未聞の展開となったのは報じられているとおり。自民党が危機的状況のいま、その指導力を発揮してしかるべき“ナンバー2”の茂木敏充幹事長(68)には、更迭論がささやかれているという。
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「茂木氏は完全に、政倫審に関する党内調整をサボタージュしました」
と、解説するのは、自民党関係者。背景には岸田総理との関係性があるという。
「岸田総理は昨年9月、内閣改造・党役員人事にあわせて茂木幹事長の交代をもくろんだものの、麻生太郎副総裁(83)の反対に遭い、茂木氏の留任が決まったという経緯があります。以来、両者は険悪な間柄なのです」
結果、総理総裁を補佐するのが役目の幹事長が、岸田総理の“政敵”となっているというのだ。
幹事長更迭論
政治ジャーナリストの青山和弘氏も、茂木氏の“変節”を次のように語る。
「茂木氏は昨年秋の時点では、雑誌のインタビューで“幹事長である私が(今年秋の総裁選に)『出る』となれば、『令和の明智光秀』になってしまう”と消極的な姿勢をアピールしていました。ですが、今では周辺に“岸田総理は信頼できない”と口にし、さらに“次の総裁選には何があっても出る。麻生さんも了承してくれている”とまで語るようになっています」
官邸内で浮上する“更迭論”。総理の茂木氏に対する怒りは頂点に達しているということか。
「今後、安倍派幹部らの党内処分を決する際にも、茂木氏が障壁になる恐れがあるとみられている。3月末の予算成立後、ないし4月末の補選の結果を受けた交代がセオリーですが、より早期の交代説を唱える向きすらあります」(同)
広瀬めぐみ参議院議員(57)が“赤ベンツ不倫”を「週刊新潮」に報じられるなど、“人災”に見舞われつづける岸田総理。生き残りを懸けて画策する禁断の一手とは――。3月7日発売の「週刊新潮」で詳しく報じる。
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