「プロポーズでは緊張で声が出ず…」 プロサッカー選手・久保田和音さんとフリーアナウンサー・矢野七絵さんが振り返る結婚秘話

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「緊張でほとんど声が出ず…」

 七絵さんの25歳の誕生日となった同月28日、高崎市のチャペル付きレストランで和音さんはプロポーズした。七絵さんにしてみれば「全くのサプライズ」。一方、1カ月前に店を予約し、準備を重ねてきた和音さんは極度の緊張から「何とか料理は全部食べたけれど、箸が進まず、味も分からなかった」と苦笑する。

「結婚してください」

 和音さんははっきり言ったつもりだった。しかし、「緊張でほとんど声が出ていなくて聞こえず、口の動きで分かった」と振り返る七絵さん。「こちらこそよろしく」と応じると、二人を祝福するように、Official髭男dismの「115万キロのフィルム」がチャペルに流れた。

 もともと料理が得意な七絵さんは、和音さんのコンディション作りのため「アスリートフードマイスター」の資格を取得。昨年、通算100試合出場を果たした和音さんは、レイラック滋賀FCへの所属が決まり、「子供にサッカーをしている姿を見せたい」と意気込む。その夢を、彼に笑顔で寄り添う七絵さんと、愛犬のトイプードルの音ちゃん(牝3歳)がしっかり支えてくれそうだ。

週刊新潮 2024年2月29日号掲載

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