6代目山口組・高山若頭の「秘書役」がいよいよ若頭補佐に昇格

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降格人事の後を受けて

 このうち、最近になって11代目平井一家の薄葉政嘉総裁が若頭補佐から幹部に降格されたことはすでにお伝えした通りである(関連記事:「司忍組長」82回目の誕生日会の模様と「薄葉若頭補佐」降格人事)。つまりこのポジションが空位になっていたわけだ。

「山口組の場合、一度降格すると再昇格の機会が与えられることはほぼないとされています」

 と、竹垣悟氏(NPO法人主宰、元山口組系暴力団組長)。

「今回、薄葉総裁が降格して生まれた空白を山下会長が埋めたというふうに考えるのが自然でしょうね」(同)

 ちょうど28日付で、6代目豪友会の加藤徹次会長が高山若頭付に就いた。今回の人事は7代目体制への移行を見据えた動きとも見られている。さらに大きな人事が行われる前兆なのだろうか。

デイリー新潮編集部

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