【光る君へ】本郷奏多が奇行を好演する花山天皇 同情を装ったクーデターはなぜ起きたのか
現在、NHK大河ドラマ「光る君へ」の登場人物で、視聴者の注目をもっとも集めている一人が、花山天皇(本郷奏多)ではないだろうか。
第6回「二人の才女」では、寵愛していた女御の藤原忯子(井上咲楽)が懐妊したまま急死してしまった。その続きが描かれた第7回「おかしきことこそ」では、花山天皇が嘆き悲しむ姿が描かれたが、そのとき天皇は、亡き妻をしのぶヒモを握りしめていたので、視聴者からの反響が大きかったようだ。というのも、そのヒモというのが、以前、花山が忯子と一夜を共にしたときに、怪しげに使っていたものだったからである。...