学内の男性トイレに生理用品を設置 埼玉大学のプロジェクト、狙いと実際の成果は

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実際に利用の動きも

 本設置以降、今年1月末までに累計で利用された1471枚の生理用品のうち、16枚は男性トイレのディスペンサーから持っていかれたものだった。性的志向を明かしていない人から歓迎の声も出ているといい、男性トイレ設置の無料生理用品も活用されている実態があるようだ。

 ダイバーシティ推進センターの教員は「埼玉大学は性教育や性の多様性についても熱心に取り組み、意識が高い先生や学生が多い」と指摘する。設置などにまつわる費用は同センターの今年度予算で手当てされて おり、新年度以降も継続される方向性だという。

デイリー新潮編集部

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