妻と不倫相手、どちらとも家庭を築く…「これが自分の誠意の示し方だった」という50歳夫の末路
結婚してから本気で好きになった人が現れたとする。一般常識からいえば、離婚して好きな人と再婚するか、好きな人を諦めて結婚生活に戻るか、ずるいけれど不倫という形で恋愛を続けるかの3択だろう。だが、中には「どちらとも家庭を築く」という選択をする人もいる。
「妻が完全に認めているわけではないし、社会通念上、もちろんいいことをしているとも思っていない。でもこれが自分の誠意の示し方だったと言うしかないんですよ……」
困惑顔でそう話す飯田尊仁さん(50歳・仮名=以下同)は、32歳で脱サラし、「小さいながらも」自分の事務所をもっている。...