大阪土産「りくろーおじさん」にパクリ騒動? 焼き印、レーズンもそっくりで「対応に苦慮」
1日300個以上の売り上げ
アミーゴを運営するコイサンズ社に「りくろーおじさん」との関係を尋ねたところ「のれん分けをしたり、レシピの提供を受けたりしたわけではない」というが、「パクリなのでは」という声が出ていることは把握しているという。
「(「りくろーおじさん」との関係について)会社に直接問い合わせはありませんが、店舗ではお客さんから店のスタッフに尋ねられたことがあったと聞いております。(世の中には)色んなチーズケーキがありますから、『アミーゴのものも一度召し上がってください』とお伝えしています」(コイサンズ社の広報担当者)
三重県を中心にベーカリーなどを展開するコイサンズ社は、2021年4月に三重県津市に「アミーゴ」1号店をオープンした。現在は県内に3店舗と東京に1店舗を展開している。
「三重県外に挑戦しようということで、観光客が多い築地に出店を決めました。築地の店舗では、昨年末の開店以来、継続して1日300個以上のチーズケーキを売り上げています」(同上)
「りくろーおじさん」側の答えは……
東京に進出したことで注目が集まってしまったようだが、実際、「りくろーおじさん」をパクったのだろうか。
「りくろーおじさんのチーズケーキとは、全く別のものです。味は、アミーゴの方がちょっと甘い上に、焼き印も自社のキャラクターを使っています」(同上)
では、“パクられた”側の「りくろーおじさん」の意見はどうだろうか。
アミーゴとの関係を聞くと「弊社とコイサンズ社様とは全く関係ありません。我が社としても対応に苦慮しております。法的な措置も慎重に検討しております。これ以上のことはお答え致しかねます。ご理解いただけると幸いです」(リクロー株式会社担当者)
困惑を隠せない様子だが、とはいえ、あくまでことを荒立てたくはないようだ。「りくろーおじさん」とアミーゴ、出店エリアが被らないので難しそうだが、ぜひ食べ比べしてみたいものだ……。