「脳梗塞で半年入院」「要介護5」でも自宅で暮らす“ムード歌謡の帝王”「敏いとう」 愛娘が語る「愛と涙、笑いの在宅介護」日記
「要介護5」といえば、一般的には「在宅介護はムリ」と考えられているが、「自宅で過ごしたい」という父親の願いを叶えるため、一念発起。「敏いとうとハッピー&ブルー」リーダー・敏いとう氏(84)の娘が手探りで挑む「自分の人生を犠牲にしない」新しい介護のあり方とは――。
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「一昨年の12月中旬、父(敏いとう氏)が脳梗塞と診断され、その年の大晦日から入院することになりました。リハビリも兼ねて入院生活は昨年5月にまで及びましたが、さいわい大きな後遺症はなかった一方で、要介護認定がそれまでの3から5へと一気に跳ね上がりました。...