「新型コロナバブル」で誰が一番トクした? 時代遅れの対策の原因は? 「感染症ムラの利権を守る動きが」

国内 社会

  • ブックマーク

 昨年5月に感染症法上の「2類相当」から「5類」に引き下げられた新型コロナウイルス感染症。われわれの生活も日常を取り戻しつつあるとはいえ、約4年に及んだわが国の迷走をこれで沙汰なしとしてよいものか。厚労省と専門家たちが手にした“利権”の実態とは。【上 昌広/医学博士、医療ガバナンス研究所理事長】

 ***

 新型コロナウイルス感染症の騒動が幕を開けてから丸4年がたちました。2019年12月8日に中国の武漢で最初の感染者が報告されたこのウイルスは、翌年1月には日本にも上陸。...

つづきを読む