「関係者に厳罰を科せばいい」 学校と教育委員会の「いじめ隠ぺい体質」を変えるために(中川淳一郎)

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 2021年、札幌市の市立中学に通っていた当時1年生の女子生徒が自殺しました。彼女は手書きのアンケートでいじめを受けていることを何度も訴えていましたが、担任らが情報共有を怠り、最悪の結末に。

 それを受け、今年1月下旬に市教育委員会が再発防止策を出しましたが、それを報じるニュースを見た瞬間「ちーがーうーだーろー!」と豊田真由子氏のように言いたくなりました。その防止策とは、市立小中学校の全生徒に配布しているタブレット端末の活用。いじめに関するアンケートや、心身の健康管理をするアプリを導入するそうです。...

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