「不適切にもほどがある!」今回は純子とムッチ先輩…クドカンの作品にはなぜ“不良”がたくさん登場するのか

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 TBS「不適切にもほどがある!」(金曜午後10時)が冬ドラマの話題をさらっている。脚本はクドカンこと宮藤官九郎氏(53)が書き、プロデューサーは磯山晶氏(56)。このコンビによる同局の作品は計14作目になる。2人が現在地に辿り着くまでの軌跡を辿り、この作品に込めた思いを読む。

「不適切にもほどがある!」に2つの世界があるのは知られている通り。主人公・小川市郎(阿部サダヲ・53)が暮らしていた1986年と現代(2024年)である。2つの世界を並行して描くのが多くのタイムリープ作品との違いだ。...

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