チャールズ国王とヘンリー王子、和解の障壁となる「二人の人物」の名前とは
メーガン妃の差し金?
英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏は、
「イギリスのスナク首相は毎週、バッキンガム宮殿で国王に謁見しています。がん公表後、当初は対面で可能だとされていましたが、まずオンラインに切り替わり、さらには電話でのやり取りに後退しました。こうしたことから、症状は決して軽くないのではないかという観測も流れています」
としながら、
「6日にヘンリー王子が駆け付けた時、国王は『Thank you for coming』と述べたと伝えられています。対面の前日には最初のがん治療を受けており、疲れていたのは事実です。息子がアメリカから帰ってきて顔を見せたのはもちろんうれしかったでしょう。しかし王子は事前に訪問を伝えておらず、ヒースローに降りてから『いま空港だ』と連絡したため、王室は驚き、予定に狂いが生じました」
その帰国については、
「メーガン妃の差し金だったといわれています。というのも夫妻は、音声配信サービス『スポティファイ』との契約を昨年打ち切られ、また1億ドルで契約した『ネットフリックス』も、まだ3作しかリリースされておらず、いずれも評判が芳しくありませんので来年の契約更新は見通せません。1470万ドルで購入した自宅は固定資産税だけで年7万ドル、維持費は80万ドルとされています。加えてぜいたくなライフスタイル維持で出費がかさむため、経済面で先々、国王に取り計らってもらおうとヘンリー王子を向かわせたというのです」(同)
「顔も見たくない」と
とはいえ、そんなもくろみは見透かされているに違いなく、夫妻にとって致命的なのは皇太子の「強い拒絶」だというのだ。
「ウィリアム皇太子は弟を全く許していません。自分の悪口はともかく、『スペア』ではキャサリン妃が“小心者”“王室の枠から出られない”“カメラに向かって笑うことしかできない”などとあざ笑われています。それでも妃は兄弟の仲を取り持とうと心を砕いてきましたが、皇太子は『(弟の)顔も見たくない』と、和解の道をきっぱり閉ざしてしまいました」(同)
放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も、こう言うのだ。
「近いうちに兄弟の関係が修復されることはないでしょう。ヘンリー王子がわがままを貫いたことで王室メンバーの公務負担は増えてしまい、メーガンにそそのかされて米国へ逃げたと思ったら家族の悪口で金儲けしているのだから、兄としては到底許せないはず。また、ヘンリー夫妻の子であるアーチー君やリリベットちゃんも親戚と全く交流のない暮らしをさせられているのですから、親として無責任です。唯一、兄弟に和解の道があるとすれば、夫妻が離婚することでしょうか」
安寧な日々は、しばらく訪れそうにない。