25年朝ドラ「あんぱん」ヒロインに今田美桜 「NHKは本気で視聴率を取りに来ている」、注目される福岡三羽ガラスの活躍
2025年度前期に放送されるNHK朝ドラ「あんぱん」のヒロインが今田美桜(26)に決まった。朝ドラ史上最多の3365人が参加したオーディションで選ばれたという。東京制作の朝ドラでは7年ぶりとなるオーディション、すでに民放の連ドラで主演を務める彼女が選ばれたのは“出来レース”との声も――。
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【写真を見る】今田美桜が猛追! 人気が拮抗する“福岡小顔3羽ガラス”
朝ドラ「あんぱん」は、絵本「アンパンマン」の作者・やなせたかしさん(1919~2013)とその妻・小松暢さん(1918~1993)がモデルとして描かれる。SNSでは早くもこんな声が。
《今田美桜ほんとうに目の形がドキンちゃんそっくりすぎる、かわいい》
民放プロデューサーは言う。
「ヒロインのオーディションは満場一致で今田に決まったそうですが、彼女は民放ではすでに『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ)や『いちばんすきな花』(フジテレビ)で連ドラの主演も果たしていますからね。ある意味、順当すぎる人選で、出来レースなんて声もあります。でも、NHKもそれだけ数字が欲しいのでしょう。前期の朝ドラを担当する東京放送センターは、昨年の『らんまん』は評判も良かったけれど、大阪放送局が制作する現在放送中の『ブギウギ』に追い抜かれた格好です。その前の22年度前期『ちむどんどん』はネット上で“反省会”が開催されたほどでしたし、さらにその前の21年度前期『おかえりモネ』は少々地味で、21年度後期の『カムカムエヴリバディ』には敵わなかった」
大阪に一矢報いたいということか。
「脚本を担当するのは『ハケンの品格』(日テレ)や『ドクターX 外科医・大門未知子』シリーズ(テレビ朝日)で知られる中園ミホさん。朝ドラは14年度前期の『花子とアン』で経験済みですし、今田とは『ドクターX』で組んでいるので、上手に当て書きをするのではないでしょうか。それにしても、まさか東京放送センターまで福岡の若手女優を使うとは……」
どういうことだろうか。
福岡小顔3羽ガラス
「『あんぱん』の前に放送される大阪放送局制作『おむすび』(24年度後期)のヒロインは橋本環奈(25)。タイトルが平仮名4文字の食べ物という共通項もさることながら、ヒロインもそっくりと言われています。どちらも福岡の出身の同世代です。この2人に奈緒(28)を加えて、“福岡小顔3羽ガラス”なんて異名もあるんです。3人とも小顔なのはもちろん、身長150センチ台の小柄という共通点もあります」
95年2月生まれの奈緒は、現在「春になったら」(フジ/カンテレ制作)で木梨憲武とW主演で父娘を演じ、改めて演技力の確かさが評判になっている。
「彼女は高校1年の時に福岡の繁華街・天神でスカウトされ、福岡を拠点に活動するモデル事務所に所属します。16歳の時に天神でスカウトされたのが97年3月生まれの今田で、2人は同じ事務所に所属していました。一足早く上京した奈緒の部屋に今田が遊びに行ったこともあったそうです。奈緒は『まれ』(15年度前期)や『わろてんか』(17年度後期)のヒロインオーディションに挑戦しましたが不合格。『半分、青い。』(18年度前期)では最終選考まで残ったもののヒロイン(永野芽郁)にはなれなれませんでした。その親友役で出演したことで、奈緒は世に出たわけです」
「あんぱん」のヒロインは「半分、青い。」以来のオーディションで決まった。
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