中国のEC最大手「アリババ」創業者「ジャック・マー」が沈黙を破った背景に「巨額特許訴訟」
事前通関
世界最大級のEC(電子商取引)事業者「アリババグループ」を創業したジャック・マー氏(59)。この数年、習近平政権に目を付けられ公の場から姿を消していた。無断で米国民の雇用創出を約束したり中国の金融行政を批判したからだ。その最中、ブルームバーグが「沈黙破ったジャック・マー氏、表舞台復帰か―アリババの未来に危機感」とのタイトルで、記事(2023年11月30日付)を掲載した。
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記事の内容は、マー氏が突如、アリババの社内フォーラムへのスタッフの投稿に対して「未来のために改革をいとわない人々、どんな代償や犠牲もいとわない組織こそ真に尊敬される」といった回答を寄せ、アリババに軌道修正を促したというもの。...