南部虎弾さん 四十九日に沖縄で散骨へ 電撃メンバー「“南部イズム”は継承していく」

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「角、生やさないと」

 新宿・歌舞伎町の元ホストで、1日最高で2000万円を売り上げたこともあるランディー・ヲ様は、顔面に50個以上のピアスを開けている。南部さんからのアドバイスで、おでこには角を埋め込んだという。

「南部さんから『角、生やさないと』と言われて…最初は何言っているのかなと…。でも、いろいろ考えると、確かにネタの幅が広がりそうだし、生やしました。血だらけのとんでもない手術でしたけど…。南部さんは直感の人で、普通では考えないようなことを思いつく。その点は今後も大事にしていきたい。自分にしかできないこと、真似されないことですね」

 3年前に加入したリチャード・ジョーダンは、バスケのスーパースター、マイケル・ジョーダンと親戚だ。幼いころから野球をやっていて、強じんなフィジカルを持つ。電撃ネットワークのディナーショーを初めて観に行った時、初対面の南部さんから「お前なんか面白そうだな。今日、トリで出すから」と言われ、そのままステージに立った。

「何のこっちゃ? という感じで…いつの間にかメンバーになっていました。電撃ネットワークには両腕を高く上げて戻す定番の踊りがあるのですが、南部さんからは『踊りの力強さをお客さんに伝えるのはリチャードじゃなくちゃ』と言われました。『海外にもっと行きたい』と話されていたのも覚えています。将来的には、海外展開も視野にいれたワールドワイドなグループにしていきたいですね」

 南部さんの“魂”を引き継いだメンバーが、今後、グループを引っ張っていく。

デイリー新潮編集部

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