公判中の柿沢未途被告に新たな公選法違反疑惑…関係者は「順法意識が低すぎた」
昨春の江東区長選をめぐって、公職選挙法違反の容疑で起訴されている柿沢未途・前衆院議員。元法務副大臣の身でありながら、まだ表に出ていない“余罪”があることを、事務所関係者が打ち明けた。
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20日の被告人質問で柿沢氏は、何を聞かれても「公訴事実すべてに争わない」という、初公判での発言を繰り返すのみだった。検察はかねてより、当時の現職区長・山崎孝明氏の地元での影響力を削ぐために、柿沢氏自らが木村弥生・前区長を擁立し、選挙戦を主導していった経緯などを主張している。...