異動先は意外と大変…中山果奈、副島萌生、林田理沙、星麻琴…注目のNHK女子アナ、局内で語られていること
2月14日、NHKは2024年度の番組キャスター人事を発表。これまでデイリー新潮が報じてきた内容とほぼ同じだった。ところが、中には頭を抱えている人もいるという。そのわけとは……。
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【写真をみる】「噂のアナは実質格下げ?」注目“女子アナ”が絶叫気味に避難を呼びかける様子
まず注目されているのは「正午のニュース」だ。現在、月~木曜は糸井羊司アナ(46)、金~土曜は池田伸子アナ(38※)、日曜・祝日は中山果奈アナ(33※)と、1週間を3人で担当している。
これが4月からは、月~木曜は中山アナ、金~日曜・祝日は山内泉アナ(30※)の2人体制になる。報道局の関係者は言う。
「1週間を女性アナ2人で担当するのは初めてのこと。しかも、能登半島地震の緊急地震速報で注目された2人が担当するということで、局内では注目されています」
今年1月1日の午後4時6分、石川県能登地方などで震度5強を観測する地震が発生。緊急地震速報を最初に担当したのは山内アナだった。4分後には震度7の揺れが起こり、津波警報も発令。その後、大津波警報に切り替えられると、声のトーンが変わった。
山内:大津波警報です! すぐに逃げてください! この情報を得ているあなたが率先して逃げてください。東日本大震災を思い出してください! 大津波警報が出ました! 今すぐ逃げること! 高いところに逃げること! テレビを見ないで逃げてください!
その後、緊急地震速報を引き継いだのが中山アナだった。2人とも原稿をただ読むのではなく、本気で避難を呼びかけたことが絶賛された。この2人が1週間をあまねく担当するのだから、心強いと思う視聴者もいるだろう。
鍔迫り合い
「今年の元日は、緊急事態があった場合、定時ニュースを担当する中山アナが速報を読むことになっていて、山内アナはあくまでサブ(控え)でした。ところが、地震直後、たまたま中山アナがスタジオを離れていたため、山内アナが速報を受け持ったのです。しかし、中山アナが即座に“私がやるべきではないか”とアピールし、自分に交代させる形になりました。山内アナも3期先輩に言われては、代わらざるを得なかったそうです」
表面上はいいリレーになったが、ウラでは色々あったようだ。
「現在、中山アナは『正午のニュース』の日曜・祝日の担当で、祝日がないと週1回の担当となります。対して山内アナは、サブキャスターとはいえ看板報道番組『ニュース7』の金~日曜・祝日を担当していますから、本当なら譲りたくない気持ちもあったでしょう。実際、能登半島地震の緊急地震速報では、山内アナを絶賛する評価がいたるところから聞かれ、一時は“ポスト和久田麻由子”の声も高まった。ところが、フタを開ければ、4月からは2人とも『正午のニュース』で、中山アナが月~木曜、山内アナが金~日曜・祝日の担当になってしまった」
「正午のニュース」は平日の放送は12時からの15分番組だが、土日・祝日は10分番組。
「中山アナは格上げ、山内アナは格下げになったと見る局員は多いですね。2人の関係が今後どうなるのか、現場スタッフはヒヤヒヤしながら見守ることになりそうです」
一方、「ニュース7」のスタッフからは新人事に懸念の声が上がっている。
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