ソフトバンク・小久保新監督、巨大戦力に漂う“停滞感”から脱出へ 「支配下8枠争奪戦」で育成選手に好機到来
「魔改造」で知られるコーチの復帰
キャンプインの2月1日は「球界のお正月」と言われる。
ただ、2024年、宮崎の“元日”はあいにくの雨。ソフトバンクも、1軍中心のA組が午前、2軍中心のB組が午後からの時差スタートで、ともに室内練習場での始動となった。
ソフトバンクは、2023年から4軍制に拡大された。だから2月は、宮崎と福岡・筑後での分離キャンプになる。簡単に分類すれば、筑後は3、4軍の扱いになる。
キャンプインの時点で、ソフトバンクの支配下選手62人、育成選手57人の総勢119人態勢で、これは他球団の2倍近い陣容の巨大戦力でもある。...