沢尻エリカ 主演舞台“即完売”で女優復帰も“書面コメント”のなぜ

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酒井法子は地上波復帰に11年

 一方の酒井も、覚醒剤使用の疑いで09年8月に逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。それから、地道な活動を続け、19年に「THEカラオケ★バトル」(テレビ東京系)で地上波復帰するまでに11年もかかった。その後も完全復帰とはいかず、ラジオや舞台の活動をメインにしている。

「それこそ酒井が09年夏に見せた“逃亡劇”あたりから、薬物事件に対する芸能界のコンプライアンスが厳しくなりました。特にスポンサーへの配慮が求められる地上波テレビ出演は非常に難しい。沢尻も当面の間、舞台を活動の中心に据えるとみられています。もう一度くらい主演舞台に挑戦し、改めて『エリカ様は客を呼べる』と分かれば、映画や配信ドラマのオファーが舞い込んで来るでしょう。ピエール瀧の復帰パターンに近いと言えます」(前出のスポーツ紙記者)

 今回の舞台では、別の意味で、ある共演者に注目が集まっている。沢尻が演じる未亡人ブランチの妹の夫役で出演している伊藤英明(48)だ。漫画「海猿」の原作者である佐藤秀峰氏との“やりとり”がSNS上で「カオス」と反響を呼んでいる。

「沢尻と伊藤は初共演。ゲネプロでは、一緒にステージに登場し、大きな拍手を受けていました。舞台が開幕したのは2月10日。佐藤氏が自身のnoteで『嫌なヤツだと思いました』と明かしたのが2月2日で、そこから佐藤氏と伊藤との間で“やりとり”が始まっています。偶然のタイミングとはいえ、舞台よりも注目が集まる形となってしまいました」(同)

 客を呼んで、話題も集める沢尻。表舞台で自身を語る日はいつになるのか。

デイリー新潮編集部

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