二階元幹事長、書籍代3500万円のカラクリ 自分の「ヨイショ本」を「お土産」にするサービス精神

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異論が殺到した理由

 やはり際立つのは、政治資金の処理基準があまりに甘いという事実だ。ザルと言っても過言ではない。

「政治資金の収支報告は、民間企業の決算や、社員の経費精算より厳密であるべきでしょう。さらに徹底して透明性を高め、1円単位の支出まで簡単に分かる制度設計が求められています。だからこそ『3年間の書籍代は3500万円』という政治資金の使い道は一種の象徴となり、これほどの異論が殺到したのです。二階さんのせいで、国民の政治不信はさらに高まってしまったと言わざるを得ません」(同・ベテラン記者)

註:宮崎謙介氏が二階派の書籍代3500万円を解説 議員や支援者の本を「数百部買ってやれ」(東スポWEB・2月11日)

デイリー新潮編集部

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