「180センチ超えのイケメン」「野球の試合を観戦した愛子さまは大喜び」 愛子さまの「お相手候補」として名前が挙がる「特別なご学友」

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「賀陽家は皇室に最も近い」

 とはいえ、愛子さまの将来は依然、不透明のままである。制度いかんでは結婚後のご身分が一変してしまう可能性もあるわけだが、そんな中で取り沙汰されてきたのは、1947年に皇籍離脱した11宮家の一つ「賀陽(かや)家」である。

 現在の当主である賀陽正憲氏(64)は天皇陛下と学習院初等科以来のご学友で、自身も紀宮さま(黒田清子さん)の“お相手候補”に挙げられたことがある。

「旧11宮家のうち、独身の若い男系男子を有するのは賀陽家、久邇家、東久邇家、竹田家の4家で、あわせて10人前後。うち賀陽家には28歳と26歳のご子息がおり、年齢的にも愛子さまと近い。加えて賀陽家の男子は、いまの皇室に最も近いといえるのです」(同)

 というのも、

「21年に開かれていた有識者会議では、事務局である内閣官房の皇室典範改正準備室が作成した資料に、47年当時の『皇位継承順位系図』が示されました。7番目にあたる山階宮武彦王に男子がなかったため、8番目の賀陽宮恆憲王の6人の男子らに順位がつけられていった。それを現在の系図に当てはめると、賀陽家の男子は皇位継承順位が旧宮家の中で最上位となるのです」(同)

 11番の章憲氏の長男にあたる正憲氏は外務省儀典官室に勤務しており、

「二人のご子息もまた学習院高等科のOBです。お兄さんは早大政経学部を卒業して大手鉄鋼メーカーに入り、弟さんは早大理工学部を卒業。首都圏で勤務しているとのことで、ご兄弟はいずれも幼い頃から愛子さまと面識があったと聞いています」

皇統がつながっていく

 かつて11年、正憲氏はご子息らが将来、愛子さまのお相手候補になる可能性があることについて、

〈縁談などとは、立場が違いすぎ、恐れ多いことです〉

〈皇室様へのお婿入りなど考えること自体、失礼と思います〉

 そう本誌(「週刊新潮」)に答えていたのだが、21年の有識者会議のヒアリングに応じた麗澤大学の八木秀次教授は、

「賀陽正憲さんは、息子さんたちが愛子さまのお相手に擬せられることを“もったいないお話”と考えているのかもしれませんが、正憲さんが『うちはそういう家ですから』と漏らしたという話も聞きました。少なくとも、息子さんなど家族が皇室に戻る可能性を考えながら暮らしてきたということでしょう」

 むろん愛子さまのご意思が最重要であり、またそもそも検討されているのは既存の宮家への養子入りであって、独身の女性皇族との縁組ではない。それでも八木教授は、

「安定的な皇位継承を考えた時、できれば賀陽家をはじめとする旧宮家の男性とご一緒になられるのが望ましいと思います。お相手が皇族になるのと同時に愛子さまもそのまま皇室に残られ、男子が生まれれば皇統がつながっていくことになるのです」

 そう期待を寄せるのだ。

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