【朝日杯】藤井聡太八冠が敗れる 勝った永瀬拓矢九段が色紙に「聡」と書いた意味
2月10日、将棋の朝日杯将棋オープン戦(主催・朝日新聞社)の準決勝と決勝が有楽町朝日ホール(東京・千代田区)で行われ、決勝で永瀬拓矢九段(31)が藤井聡太八冠(21)を129手で下し、初優勝を果たした。昨年の覇者である藤井は、日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)が持つ最多タイ記録に並ぶ5回目の優勝を逃した。【粟野仁雄/ジャーナリスト】
2007年に始まった朝日杯将棋オープン戦は、全棋士と主催者推薦による女流棋士3人、アマチュアの強豪10人が参加するトーナメントで、持ち時間が各40分の早指しが特徴だ。...