絶対に許せない!球団事務所に抗議殺到…野球ファンの顰蹙を買った「3大トレード劇」
1979年の「空白の1日」
昨オフの山川穂高のFA移籍は、西武、ソフトバンク両チームのファンに釈然としない思いを抱かせたばかりでなく、人的補償選手をめぐるゴタゴタ劇も追い打ちをかけ、批判が相次いだ。そして、過去にもファンの顰蹙を買ったトレードがあった。まず、その反響の大きさから社会現象になったのが、1979年の阪神・江川卓と巨人・小林繁の三角トレードである。【久保田龍雄/ライター】
77年のドラフトでクラウン(翌年10月から西武)に1位指名された江川は、あくまで巨人入りを望んで入団拒否。...