「森元総理は塩谷さんを“いけにえ”に5人衆を守ろうと…」 渦中の安倍派・塩谷立座長は「私や幹部が辞めて決着する問題ではない」
「断腸の思い」
――幹部の処分要求については?
「麻生さんや茂木さんに話をしたとは言っていましたよ。“安倍派の幹部に責任を取らせて終わりは良くない”というような話をされたそうです」
――清和会の歴史に幕が下りることに。座長としてどう受け止める?
「断腸の思いですよね。グループには長い歴史があり、私も長年そこに所属してきました。私が座長の立場である時に解散となったことは、(創設者の)福田赳夫さん以来、指導していただいた先輩方に申し訳ない……。今後? どうなるかはまだわかりません」
森元総理の代理人に聞くと、
「自発的な離党や議員辞職を求めた事実は、党執行部自身が否定していると認識しています」
と述べた。
かくして終わりの時を迎えんとする第1派閥。
その最終章は決して清らかでも、和やかでもない……。
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