「モノ扱いされ、婚期も子どもを作るチャンスも失った」「“重婚”を提案され…」 タレント学者・若新雄純氏に3股された2名の女性の悔恨

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「パートナーと子供を守り抜きたい」

 改めて取材を申し込むと、若新氏は90分に及ぶ対面取材に応じた。

 まず、若新氏は世に姿をさらす一切の職から去るという意向を示した。

「1月中にすべての番組出演予定をキャンセルし、今後はテレビの仕事はいたしません。3月までで慶應など大学の役職もすべて辞任します。自治体と進めてきたまちづくり事業にも二度と関わりません」

 そしてA子さんに対し、こうわびた。

「真剣交際だったなどと僕の甘い認識で、さらに傷つけてしまい、申し訳なく思っています」

 B子さんへの“鬼畜LINE”も事実だと認めた。

「自分でも残酷すぎると思います。横に女性がいて、送らされたというのが実情ですが、僕が送ったことには違いありません。遅まきながら、これから彼女とは話し合うつもりです」

 横にいた女性が誰なのかは明かさなかった。C子さんとの関係も認めたが、

「守秘義務契約があるので何も語れない」とのこと。

 慶應にはどう説明する?

「間違った恥ずかしい大人でした。後ろめたさを抱きながら、教壇に立ち続けたことを反省しています」

 地方創生に巻き込むというコンセプトで、まちづくりに女子高生を関わらせてもきたが。

「未来がある彼女たちをコーディネートする資格など僕にはありませんでした」

 これからは?

「身を引くことを今決めたばかりなので、全く考えられません。まずは仕事の関係先や女性たちへのおわびからですが、パートナーであるD子さんと子どもだけは守り抜きたいと思っています」

「東京という街に飲み込まれ、欲望を自制できず…」

 22年2月、若新氏は真宗山元派本山・證誠寺(しょうじょうじ)で得度した。僧侶になった理由を仏教系メディアのインタビューで、

〈「三つ子の魂百まで」じゃないですけど、欲望の質は何も変わらず、煩悩も消えない〉

 と語った。そのことについて聞くと、なぜか晴れやかな表情でこう返した。

「ずっとそう考えていました。東京という街に飲み込まれ、欲望を自制できず、理屈だけでモノを考えて計算する大人になってしまったと。そんな未熟な部分を打ち消すようにひた走ってきましたが、いつかはこういう日が来ると思っていました。すべてを失いましたが、子どものことだけは守り抜ける大人になれるよう頑張るつもりです」

 すべてを失ってからのリスタート。図らずも彼自身が言及した「三つ子の魂百まで」。煩悩を打ち払う日はいつか訪れるだろうか――。前編では、15年前に若新氏が同棲していた16歳の女子高生・A子さん(当時)が明かした、同棲時代の衝撃の“事件”を紹介する。

週刊新潮 2024年2月8日号掲載

特集「4人の女性とトラブル進行中 『若新雄純』慶大特任准教授のハチャメチャ乱倫」より

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