「ヤル気もないのに、連絡してくるな」 女子高生と同棲していたタレント学者・若新雄純氏が15年越しに放った信じられない言葉とは

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警察に未成年との交際がバレるのを恐れ…

 15年前に16歳の女子高生・A子さんと半同棲生活を送っていたことが発覚し、慶應義塾大学特任准教授など大学関係の職を3月までに辞職すると発表した、テレビコメンテーターの若新雄純(わかしんゆうじゅん)氏。後編では、若新氏が事実婚の女性と子供がいながら3股交際をしていた事実を報じるが、前編ではA子さんが明かした、同棲時代の衝撃の“事件”を紹介する。(前後編の前編)

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 若新氏(通称・「わかしん。」、年齢非公表)は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)大学院の政策・メディア研究科で特任准教授の座にあり、多くのテレビ番組でコメンテーターを務めるタレント学者だ。「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)や「Nスタ」(TBS)などのほか、ネットのABEMAでもニュース番組に出演。各局を日々走り回る生活を送っていた。

 そんな彼のプロフィールの陰の一端をのぞかせたのが、本誌(「週刊新潮」)2月1日号が報じた15年前のA子さんとの交際だ。

 若新氏はSFCの大学院生だった当時、九つほど年の離れた16歳の女子高生と約1年間にわたって半同棲生活を送った。家庭環境に恵まれず実家に居場所がない少女を口説き、合鍵も渡し、自らの家に出入りさせていたのである。

 一方で他の女性とも交際。浮気がバレるとA子さんに居直ったばかりか「僕と一緒に死んでくれる?」と喚(わめ)き続けた。A子さんは精神不安に陥って薬を過剰服用し、深夜、慶應病院に担ぎ込まれるという自殺未遂騒動を起こした。

 その際、若新氏は姑息な偽装工作に出た。自宅のソファーに倒れている彼女を発見すると、救急車を呼ぶ前に、まず友人2人を呼び寄せた。警察にコトが露見するのを恐れてのカモフラージュだった――。若新氏と交流のある人物が本誌にそう証言した。

 こうした取材結果を電話で伝えると、若新氏は浮気や偽装工作については否定しつつ、16歳の少女と交際した過去はおおむね認めた。「真剣交際で親の同意を得ていたから問題ない」と繰り返し、「真剣」の語を口にすること50回。18歳未満との性的な行為を淫行と規定する青少年保護育成条例に触れることを気にしたのか。

反省の意を示して幕引きを図ったが…

 だが、1月24日にデイリー新潮がこの件の速報記事をネットで公開するや、彼は態度を一変させた。

 謝罪文を公表し、当事者であるA子さんに対して、

〈当時悩ませたり傷つけたりしてしまったこと、さらに今回の記事でもつらい思いをさせてしまったこと、とても申し訳なく思います。本当にごめんなさい〉

 と平謝り。自身が行った本誌への弁明についても、

〈僕が自分の保身のためにあいまいな記憶を都合のいいように解釈して答えてしまった〉

 そうわびたうえで、

〈週刊誌・記者さんへの誹謗中傷は控えていただけたら幸いです〉

 取材相手・掲載媒体さえも気遣う“善意の人”なのだと世に訴え、反省の意を示して幕引きを図った。

 この謝罪には一定程度の効果があった。ネット上で〈若気の至り〉〈15年も前の過去でしょ〉と同情の声が広がり始め、本誌2月1日号の発売日である25日には関西テレビの幹部が、

「今テレビに出られない方になった、とは考えておりません」

 と発言。28日、若新氏をたびたびゲストに起用する「サンデー・ジャポン」(TBS)も、本人出演こそなかったが、この問題を取り上げ、司会役の爆笑問題・太田光が、

「私は絶対許しません」

 などと茶化して笑いに変えた。同日昼には、本誌報道前に収録済の「ビートたけしのTVタックル」(テレ朝)にも出演。コトなきを得たかに見えた。

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