全話イッキ観するほどとりこになった「PORTAL-X」 伊藤峻太が描く現実と地続きの虚構に「頭の中はどうなってんの!」と叫ぶ

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 この人の頭の中をのぞいてみたい。映像作家で映画監督、脚本も書く伊藤峻太だ。「シンギュラリTV2043」(BSフジ・2020年)では、アンドロイドと人間の共生で生じるジレンマと繊細な摩擦を描いた。完璧なロジックで架空の事象を描く「ザ・モキュメンタリーズ~カメラがとらえた架空世界~」(WOWOW・2021年)も、もんどりうつほど面白かった。現実社会と地続きで描かれる、緻密な虚構の世界。彼の作るモキュメンタリーにすっかり魅了されて、とりこになっちゃった。そして、最新作が「PORTAL-X~ドアの向こうの観察記録~」。...

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