はんにゃ.金田が“イケメン貴族”で大河デビュー…俳優として最初に目を付けた有名監督は誰か
吉本の危機感
「きっと原田監督は、はんにゃ.のライブに足を運んでいると思います。ちゃんと自分の目で確かめる監督として有名ですし、だからこそ金田さんの素質に気づいたのでしょう。正直なところ、今、バラエティ番組に金田さんの席はありません。このまま俳優として研鑽を積むのは、金田さんだけでなく吉本にとってもプラスだと思います」(同・スタッフ)
最近の吉本は危機感を覚えているという。ライバルの人力舎が、ドランクドラゴンの塚地武雅、アンジャッシュの児嶋一哉、そして東京03の飯塚悟志、角田晃広、豊本明長……と芝居の上手い芸人を揃え、事務所を活性化させているからだ。
「ワタナベエンターテイメントに所属するハナコの岡部大さんの演技も定評があります。所属芸人が様々な“引き出し”を持っていれば、バラエティ番組だけでなく映画にドラマに舞台にと、様々な機会を捉えて売り出すことができます。吉本も同じ路線に力を入れており、『光る君へ』にはロバートの秋山竜次さんも出演しています。役者としての金田さんは『使い勝手がいい』と評判ですし、若手ですからギャラもそんなに高くはありません。大河出演をきっかけに、今後、民放のドラマにもどんどん出演すると思います」(同・スタッフ)
相方も名優!?
金田ばかりにスポットライトが当たっているが、テレビ業界では相方の川島章良にも秘かな注目が集まっているという。
「実のところ、お笑い芸人としてはかなり厳しいと思います。金田さんでさえ戻る席がないわけですが、川島さんとなるとなおさらです。ところが、まだブレイクはしていないものの、川島さんもなかなかの演技力です。映画、ドラマ、舞台、いずれも出演回数は少ないですが、相方の金田さんがブレイクしたのをうまく利用して、同じように役者路線に転向すれば、実力を発揮できるかもしれません」(同・スタッフ)