「自宅に押しかけて同棲がスタート」 漫画家・寺田克也と元地下アイドル・姫乃たまの「30歳差婚」

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寺田さんの周囲からは心配の声も

 披露宴の実現が遅れたのは「寺田さんの個展スケジュールがびっしり」だったから。結婚報告の際に「パーティーはいつやるんだよ」と問いかけた大友克洋さん(69)が乾杯の音頭を取り、ミラクルひかるさん(43)のものまねライブやフリーダムズによるプロレスの試合などにぎやかな宴に。

 寺田さんは姫乃さんの父親より1歳、母親より4歳上だが、姫乃さんの親戚は一同大いに喜んだという。

「逆に寺田さんの昔からの知り合いの中には心配なさっていた方もいました。でも『この子なら年取っても一緒にいてくれそうだから大丈夫だ』と言ってもらえて、夫婦で頑張るぞという気持ちを強くしました」

10時に朝帰りした時には…

「寺田さんが30年一人暮らししてきたサイクルに私がスッと入った」という“押しかけ婚”。アトリエでずっと絵を描く寺田さんの横でライターの仕事をしたり、おしゃべりしたり、踊ったり。けんかはほぼない。コロナ明けで外飲みできるうれしさから、一人で飲みに行き、翌朝10時に朝帰りした際には、「さすがに寺田さんに油性ペンで膝にばってんを描かれました」と苦笑するが、怒られたのはその程度だ。

 21年発売の姫乃さんの写真集の表紙に寺田さんがイラストを入れたこともあり、今度は寺田さんが同一のテーマで描きためている絵に、姫乃さんが文章をつけて「本にしようか」という話をしているという。

 先の披露宴では、寺田さんが絵を入れた波佐見焼が引き出物として用意されたが、二人の共同作品が刊行されれば、ファンにとってはうれしい引き出物、ということになりそうだ。

週刊新潮 2024年1月25日号掲載

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