知識に縛られずにアホに生きたら… 横尾忠則が10代で読書をしなかった理由
新年を迎えると、毎年心機一転何か新しい志を立てるのですが、何ひとつ実行できたものはありません。
まず、今年は身体を動かす年にしようと決心しましたが、10秒ぐらいで「できない」という結論に達しました。
次に浮かんだのは、絵を描く以外の時間があり余るくらいあるので、この時間を有効に利用できないかという発案なんですが、考えてみればこの何もしない無為な時間こそ僕にとって有為な時間に違いないということに気づきました。一般論的には、こんなに何もしない時間があるなら読書をしなさい、と言われそうですが、僕的には読書をする時間は勿体ない、そんな時間があるなら、ボヤーッとしていたい。...