「ホッピーは演歌が似合う酒」…作曲家・船村徹はなぜ「演歌巡礼」の旅に出たのか
「ホッピーは演歌が似合う酒」――至言ではないでしょうか。数々のヒット演歌を送り出してきた作曲家の船村徹さん(1932~2017)。朝日新聞の編集委員・小泉信一さんが様々なジャンルで活躍した人たちの人生の幕引きを前に抱いた諦念、無常観を探る連載「メメント・モリな人たち」。今回、取り上げる船村さんは出会いから感慨深いものだったそうです。ヒットの裏にあった思いとは何だったのか、じっくりとお楽しみください。
新聞記者になって36年。さまざまな人物を取材してきたが、この人との出会いも感慨深いものがあった。...