漫画原作ドラマは誰のためのもの? 「セクシー田中さん」“原作改変”騒動で表面化した実写化作品の難しさ

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 昨年放送されたテレビドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなった(享年50)。芦原さんは1月26日、自身のXで第9話と第10話(最終回)の脚本を自ら担当した経緯を説明したばかりだった。今回の原作改変騒動で表面化した実写化作品の難しさとは――。【冨士海ネコ/ライター】

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 漫画原作ドラマは一体誰のものなのだろうか。演出家か、原作者か、視聴者か。それともスポンサーやタレント事務所か。ドラマ制作者は日夜、頭を悩ませていることだろう。...

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