能登半島地震で注目の最新仮設住宅「ムービングハウス」 「耐用年数100年」「ウォシュレット」「全面断熱材」…驚きの高性能が実現できた納得の理由
能登半島地震の発生から1カ月が経つなか、現在、急ピッチで進められているのが仮設住宅の建設だ。ひと昔前の「プレハブ小屋」といったイメージと異なり、いまの仮設住宅の多くは高機能を備え、被災者に束の間の「安息」をもたらすことが期待されている。その驚きの実態を取材した。
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自宅が損壊するなどして住む場所を失った被災者向けの住宅確保が急務となっている背景には、避難所生活の長期化で高齢者を中心に「健康被害」を訴えるケースが増える懸念が高まっているためだ。...