身の毛もよだつ、米「18年間少女監禁事件」 現場検証で分かった「犯人の邪悪さ」と捜査官を襲った驚愕の「副作用」

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 科学捜査官ポール・ホールズ氏は、未解決だった「黄金州の殺人鬼」の正体を突き止めたことで著名人物となった。だが捜査官としての日常は、非常に過酷だ。不気味で凄惨な事件現場にまっさきに足を踏み入れ、すべてを目にしなければならない。

 決して逃れられない捜査官の「負の部分」とはどういうものなのか。ホールズ氏の新刊『異常殺人 科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち』から紹介する。

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 1991年6月10日、11歳のジェイシー・デュガードはサウス・レイク・タホ郊外の田舎町のバス停に向かっている途中に誘拐された。...

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