「佳子さまの歌は恋愛成就のメタファーとも読める」 眞子さんも“小室さんの歌”と取り沙汰された過去が
恋の成就のメタファー?
当の佳子さまは、
〈待ちわびし木々の色づき赤も黄も小春日和の風にゆらるる〉
そう詠まれており、先の関係者いわく、
「昨年の異常気象を思い起こさせる歌です。ずっと夏のような気候が続き、誰もが秋のおとずれを待ち望んでいた。そんな思いが伝わってきます。葉の色を歌う時、通常は赤か黄のどちらかをつづることが多いのですが、佳子さまはともに用いられ、色づいた葉が乱れるように揺られている情景を詠まれた。やはり感性がお若いのだと感じました」
その一方、さる歌人は、
「佳子さまの歌は、初句の『待ちわびし』から結句の『風にゆらるる』までの流れが、自然な調べで素直に表現されており、快さが感じられます」
としながらも、
「和歌の表現は、いろいろな解釈を可能にするエキスであり、それをどう還元して読み取るかは受け手によって異なります。風景は読み手の心のメタファー(隠喩)であるとも考えられ、今回の歌でも『待ちわびし木々の色づき』は、ご自身の恋の成就のメタファーで、佳子さまはそれを待ちわびているとも読めます」
眞子さんの場合…
参考までに姉の眞子さんはこれまで、2020年の歌会始の儀では、
〈望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな〉
と、17年秋の婚約内定会見で小室圭さんが眞子さんを月に例えた場面を想起させる歌を詠んでいる。また翌21年には、
〈烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に〉
そう詠んだことで、当時は“小室さんとの結婚成就を願った歌ではないか”と取り沙汰されたのだった。秋篠宮家の事情を知る関係者が言う。
「眞子さんは20年9月にも、当時勤務していた東京の博物館のホームページに『時計の針が再び動き出した』などとコラムを投稿して話題になりました。この直後、紀子さまがお誕生日の文書で『長女の気持ちをできる限り尊重したい』と回答したことから、結婚の進展をコラムでほのめかしたといわれてきました」
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