「16歳JKと半同棲」「浮気に悩んだ少女が自殺未遂」 慶応SFCのタレント学者・若新雄純氏の知られざる過去【全文公開】
「親の同意があったので」
若新氏のSNSには、女子高生と「お泊まり会」やカラオケの会を催し、親しく触れ合う写真が数多くアップされている。
「今振り返れば、彼が私にしてきたことは愛ではなかったと思います」
最初は硬い表情を崩さなかったA子さん。最後は目に涙をためてこう呟いた。
若新氏に取材を申し込むと、電話取材に応じた。
若新氏は「懐かしいですね」「めちゃくちゃ前の話なんでハッキリ覚えていないんですけど……」と、時に笑いを交えながら、問いかけに堂々と答えた。
自分から誘い、2~3回目のデートで関係を結んだこと、オーバードーズ騒動があったこと。別れた後も男女関係が継続したことについてあっさり認めた。
一方、いくつかのことは強く否定した。
A子さんは交際当時、部屋に見知らぬ女性の服を見つけ、ハサミで切ったことがあった。服の持ち主はB子さん。若新氏は言う。
「B子ちゃんはアレですよ、彼女(A子さん)と交際が終わった後、次にお付き合いをした人ですよ」
自殺騒動後に行ったという“偽装工作”についても、
「事実に反します。『一緒に死んでくれ』なんて言ったことなどありません。友人が悪意を持って証言しているとしか思えない」
お金を無心したことは?
「お金を僕がですか? それは交際のなかで、例えば夕食をごちそうして、今日僕、いっぱいごちそうしたんだから、デザートくらいおごってよみたいなやり取りはあったとは思いますよ」
16歳のJK、女子高生と交際していたことの認識を質すと、
「お母さんは僕らの交際を知っていて、会ったこともある。まぁ、親の同意があったので、一応は16歳以上で、いわゆる援助交際とかじゃなく、親の元に帰さなかったわけでもない。問題ないと考えていました」
今になってどう考える?
「正確に法律がどうなっているかは分かりませんが、これは自分の過去の一つの人間関係、恋愛、出来事ですよね? 胸を張って言えることではないですが」
そして若新氏は「真剣交際でした」と連呼し続けた。2時間にわたる直撃取材で彼が口にした「真剣」の語は実に50回を数えた。
鯖江市には「説明すれば納得してくれると思います」と言った。「真剣交際とは?」と問うと、こう答えた。
「お互い抱えている悩みを共有し合う関係じゃないですか。真剣だからこそ、オーバードーズしたときに救急車を呼んだし、彼女の家庭環境を知っても別れたりしなかったんです。当時は僕なりに真剣に交際していました」
「その真剣交際している期間に、別に僕が仕掛けたことじゃないですけど、いろんなことがありましたけど、それに関しては、僕が意図して原因となって引き起こしたわけじゃなかったとしても、交際期間中だったわけですから、ちゃんと向き合って対応しました」
単に性的欲望を充足させるためではなかったという主張。若新氏と交流する女子高生たち、テレビで彼の口説に触れる視聴者に、その言葉はどう響くだろう。
17年、あるバラエティー番組で大人と高校生の交際がテーマになった際、弁護士が「真剣な交際での行為は法的に介入されない」という認識を示した。その回の出演者こそ若新氏だった。身に付けた知見が今回、取材への弁明で生かされたか。
ちなみに慶應大学は、
「調査中のため、コメントできません」
という回答だった。
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