「16歳JKと半同棲」「浮気に悩んだ少女が自殺未遂」 慶応SFCのタレント学者・若新雄純氏の知られざる過去【全文公開】

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浮気のたびに修羅場に

 以後、A子さんは彼の部屋で寝泊まりするようになり、半同棲生活が始まった。

「母親はA子さんの外泊を認めてはいましたが、放置していた形。家出少女を自宅に泊めていた若新氏は一時、A子さんに合鍵まで預けていた」(同)

 新たな居場所を見つけたA子さんは、交際当初は浮かれていた。だが、次第に様相が変化する。原因は、若新氏の浮気である。

「彼と部屋にいる間、突然入ってきた女性と鉢合わせになったこともあったそうです。知らない女の衣服や化粧品が見つかったりして、その度、修羅場になった」(前出・知人女性)

 若新氏はしばしば、こんなことを言い放ったという。

「『僕と一緒に死んでくれる?』。彼は宮城大学時代に長く付き合っていた女の子にフラれたとかで、よくA子の前でそうわめいていたのです」(同)

30分以上、救急車を呼ばず

 交際が始まってから4カ月ほど経過した頃、事件は起きた。09年2月、浮気癖に苦悩したA子さんは若新氏の自宅に一人でいる時、精神科で処方された薬を過剰服用、昨今言うところのオーバードーズし、自殺を図ったのだ。

 第一発見者は深夜帰宅した若新氏だった。

 若新氏と交流があったY氏は、その際に若新氏が取った対応にあきれたと語る。

「普通ならば、すぐに救急車を呼ぶでしょう。けれど、彼はまず友達2人を呼び寄せたのです。女子高生との半同棲生活をカモフラージュするために」

 どうやら警察にバレることを懸念したらしい。

「しかも、何が起きているか聞かされていなかった友人らが若新の部屋に着くまでには30分以上かかった。そこで彼らは倒れているA子さんを見て仰天したのです。慌てて119番通報し、A子さんは慶應病院に運ばれました」(同)

 病院で胃洗浄をするなど一時は容体が心配されたA子さん。幸い、命に別状はなく、駆け付けた母親に引き取られて実家に戻った。だが、彼女はすぐに若新氏のところに舞い戻った。

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