「離婚すれば奥さんは10億円単位の金銭を手にできる」 性加害報道の松本人志、家族に与える影響とは
「海外に移住した方がいいかもしれない」
活動休止を8日に発表した松本は今、さまざまな関係先に迷惑をかけている状況だが、この後は家族への贖罪も必要になってくる。
精神科医の片田珠美氏によれば、
「松本さんは、男性の性欲が異常亢進している状態を指す『サチリアージス』だと推測できます。語源はギリシア神話に登場する常に局部が勃っている半人半獣の『サテュロス』です。特徴は旺盛な性欲をコントロールできないこと。今回の騒動で一番ショックを受けたのは、夫が結婚以降も乱倫生活を送っていたと報じられた松本さんの奥様だと思います」
松本は2009年に現在の妻である元タレントの女性と結婚した。いわゆる“できちゃった婚”でこの年に授かった娘は今、思春期を迎えている。
「娘さんが受けた精神的なダメージも大きいはずです。いじめられて不登校になるかもしれませんし、仕事に行かなくなった松本さんがずっと家にいることで、ストレスがたまる可能性だってあり得ます。娘さんは留学という名目で奥様と海外に移住したほうがいいかもしれません」(同)
離婚すれば「奥さんは10億円単位を手にできる」
家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏も、
「中学生ぐらいの年頃の女の子は性的な行為に興味を抱く一方、その内容によっては過度に嫌悪することも多い。お父さんが不特定多数の女性と行きずりの性行為をしていたと知ったら、汚らわしいと思って心を開かなくなるでしょう」
推定年収5億円の松本が仮に離婚を切り出された場合、どうなるのか。前出の田村弁護士に聞くと、
「松本さんの年収が約5億円だと仮定すると、手取りは約2億5千万円。これが20年間続いてきたと考えれば、トータルで50億円ほどを得たといえます。当然、使ってしまった分があるわけですが、資産運用で増えた分もあるでしょうから、数十億円は手元に残っているのでは。離婚にあたっての財産分与は芸能人でも3~4割が一般的で、これに慰謝料をプラスすると奥様はざっと10億単位の金銭を手にできる計算です」
今後、少なくとも3年はかかるといわれる裁判の中で次々に新事実が明かされ、家族がさらなる茨の道を歩むこともあるかもしれない。さて、松本は乱倫生活の代償をどう支払うのか。
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