「電話をかけたのは実は岸田首相から」情報戦に勝利した麻生副総理の皮算用
麻生・茂木両氏に相談せず
東京地検特捜部による政治資金規正法違反容疑での捜査を受け、自浄を図るべく政治刷新本部を立ち上げ、その議論が始まったかと思うと「派閥解散」を訴え、永田町を驚かせた岸田文雄首相。ただ、それが国民の心に響いているかというとそうでもないようである。
もっと支持を得られるはずだった「派閥解散」が今ひとつウケない背景には麻生太郎自民党副総裁が仕掛けた情報戦の存在も大きいとのことだ。
岸田首相が自ら会長として率いていた宏池会(岸田派)の解散に言及したのは、1月18日のことだった。...